皮肉なビジネス

最近親しい友人の一人が、アルバイトで貯めたお金で英会話教室に通い始めた。
目的は英会話のスキルを身につける事だ。
まず、英会話教室に通って、英語を流暢に話せる人を見たことがないので、やめた方がいいと伝えた。
英語をある程度使える人ならわかるだろうが、週1回や2回のレッスンで、できるようになるわけがない。
レッスン以外にも家でしっかりと毎日勉強するのであれば話は別になるが。
はっきり言って、英会話教室に通うことはお金の無駄遣いの他ならない。
そんなお金と時間があるのなら、アメリカに直接行ってきた方がいい。
だが、やはり友人の決意は固く、せっかく貯めたお金で今英会話教室にお金を流している。
そう考えてみると、皮肉にも英語やダイエットなど、需要はあるが、人がなかなか目標に到達できないような事につけこんだビジネスが、相当な利益を上げる事ができるのだな、と思う今日この頃である。


ロンドン・コーリング

ロンドン・コーリング

自分の好きなアルバムの一つ。英語を使えるようになる為に重要なのは、そうなりたいと思う動機である。
音楽もその一つのきっかけであると思う。