既成概念にこだわる企業

先程知人と電話をしていて、その知人の勤めている会社は不況の為、採用の方針として、大学の新卒しか採用しない方向になったと言うのだ。
前々から企業について特に不思議というか、アホくさいなと思っていることが2点あるのだが、一つ目は新卒採用、二つ目は入社式である。
まず、新卒採用された人には、使えない人もいれば即戦力になる人もいるだろう。これは中途採用した場合も同じだ。
だが、単純に考えてみても、中途採用を行わず、新卒採用だけすれば、即戦力になる人を手に入れる事のできる確立は1/2だ。
さらに、中途採用なら必要なときに即入社させられるが、新卒採用だと四月にまとめて入社という形になるので、あまりにも効率が悪い。
次に入社式。これに関しては、ただ呆れるだけだ。
誰でもそうであると思うが、小学校の時、入学式や朝礼はあまりにも退屈な時間と思っていただろう。
僕の場合、卒業式は課程の修了と共に、今までの友達と別れると言う意味で、長い話にも耐え、感動できた。
だが、日本の卒業式は3月末、入学式は4月上旬に行われるため、つい2週間前に卒業式を行ったのに、すぐに入学式があるため、また老人の長い話を聞かなきゃなんないのかよ、と思っていたので、式の終わりには、老人の長い話は全く覚えておらず、決まって中、高、大学と入学式は必要ないと思ってきた。
入社式も同じである。誰も話を覚えていないだろう。
だから、新卒採用と入社式をなくせば、先程も言った、4月入社もなくなり、企業側の必要な時に雇う事ができ、面倒なことは減るので、仕事の効率が上がるのではないかと思う。
とは言え、昔からあるものや続いてるものに美徳を感じる日本文化においては、なくならないと思うが。

昨日電車で寝過ごし、横浜まで行ってしまったので、ついでに関内まで足をのばし、入った中国の壷料理のお店。味の割りに値段も安く、店内はとても綺麗なため、中華街で失敗したくない(日本人の口に合わない味付けをしているお店も多い為)人は是非行ってみてください。