地方の現状のように過疎化が進む日本と言う国

先ほどlivedoorニュースで「海外で明るい逃避生活を始めよう」と言う記事を読んだ。
その記事では「外こもり」について書いてあるのだが、外こもりとは、主な収入源はアルバイトなどで数ヶ月の間集中的に働き、その収入をもとに物価の安いアジア諸国に観光、仕事、留学の目的ではなく行き、引きこもるようにして生活することを言う。
今、そのようにして日本を発つ人が絶えないようだ。
これと少し似た話で、先日、とある知人と食事をしたとき、「僕の知り合いのベンチャー企業の殆どの社長は日本に期待が持てず、今から海外に生活とビジネスの場を移すことを考えていたよ」と言っていた事を思い出した。
外こもりといい、この知人の話といい、日本の税金の払い手が減ることは大問題である。
これは田舎に仕事の期待が持てず、沢山の若者が都会に仕事を求め出てきたのと同じく、日本に期待を持てず海外に流れていけば、今の日本の地方の現状が、何年か先の日本の国そのもの状態になるはずだ。
そうなってくると、一人あたりの納税額と保険料の負担金は間違いなく上がるだろうし、日本国内での仕事はなくなり、失業者なども増える一方なので、何とかして日本人の海外流出を減らす(勿論鎖国しろと言っているわけではない)ようにしなくてはならない。

バンコクで外こもり!---あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活

バンコクで外こもり!---あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活

ちょうどこの本を読み終えた時に先ほどの紹介したlivedoorニュースを読んだ。
5年間の会社勤めの後、バンコクに住み続けて数十年になる著者が外こもりの案内書として書き下ろした本である。