ユニクロの独走を止められるのか

もう冬は終わってしまったが、ユニクロヒートテックが世にでてから、よく色々なところでヒートテックに似た保温性の高いシャツやタイツを見るようになった。
確かにヒートテックの繊維には新しい技術を使っているらしいが、見た目は従来の肌着をスタイリッシュにしたものに過ぎない。ましてはヒートテックのタイツに関しては見た目は、残念ながらただのダサいタイツだ。
今までズボンの下にタイツをはく男性をみることはあまりなかったのだが、ヒートテック発売以来、僕の周りの男友達は殆どはいている。
日本人男性のヒートテック利用率が70%を超えているらしいが、それは宣伝で従来の肌着、タイツのダサいという先入観を取り除く事に成功したため、ヒートテックは若い層に売れるようになったのだろう。
企業で商品を発売するにあたって、勿論商品の定価などにもよるが、国民の2割が購入すればかなりの利益になる。
実際は男性だけではなく女性も使っているだろうから、限りなく50%に近い日本人がヒートテックを愛用している計算になる。
これは相当利益を上げているに違いない。
このようにユニクロヒートテックで大当たりを引いたのだが、今年、汗を吸収したり、においを抑えたりする機能を強化した夏用の肌着を、「イトーヨーカ堂」「イオン」「ユニクロ」などのスーパーや専門店チェーンが相次いで発売し、新たな需要を掘り起こそうと例年よりも一足早く販売競争が激しくなっているようだ。
ヒートテックではユニクロに独走を許してしまったが、ユニクロの独走を許すまじと必死になっている企業は果たしてさらにユーザーのニーズに合わせた良い商品を開発、販売してユニクロの独走を止めることができるのか楽しみだ。

(グンゼ)GUNZE YG 吸湿発熱 タイツ YG5412 ブラック L YG5412

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冬はこれなしには生きていけない...