さらば家電大国ニッポン

SONY、低価格ネットブックVAIO M」を発表。
価格は300ポンド、日本円にすると約4万円。
今までのVAIOに比べると非常に安い。定価がこの価格であれば、価格.COMなどで3万円弱で買えるかもしれない。
それよりも驚いたのが、去年九月にトロントコストコに行った時、サムスン製の40inch薄型テレビが$500を切っていたことだ。日本円にすると4万円弱。
未だSONYの40inchの薄型テレビの相場は10万円を軽くこえる。どうせSONYをはじめ日本のメーカーの製品であっても、プラズマも液晶パネルも海外製なはず。
それだったらかつての日本というブランドはどうでもよくなり、消費者のほとんどは安い方を選ぶだろう。というか、SONYの株主の大半は外国人であるから、もはや日本の企業かと言われたら微妙である。
また、SONYウォークマンiPodにとうの昔に惨敗、プラズマテレビ有機ELの分野からも撤退していて、経営状況が良くない。他の企業も経営状況が良いわけではないはずだ。
こんな状況でも日本の家電業界にまだ期待が残っているかのように言う人はいるが、僕はもう終わっていると思っている。
個人的にはSONYGoogleに買収されてしまえば企業として面白いと思う。(理由は他の機会、又は連絡をいただければお答えします)


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