小さなものから学ぶ

僕には4月から受験生になる弟がいて、「ハエって英語で何て言うの?」と聞かれた。

暇なため、ハエ(Fly)の語源を調べてみた。
調べている内に、ハエは夜行性だと言う事を知り語源はどうでも良くなった。
夜行性の動物は視力よりも聴力が発達しているとよく聞くが、視力が発達している動物もいるようだ。
ハエも種類にはよるものの、視力が発達している。
ハエの目は赤などの色を認識しにくいが、目にはかなり多くの溝(点)があり、少ない光を最大限に吸収できると言う事だ。
なぜ僕が目に注目したかと言うと、太陽光発電に関係している。
確かに、太陽光発電は日光に依存し、発電できる時間と条件が限られているが、エネルギー源として魅力的なのは変わりない。
また、日本という島国で最も有効な発電方の1つとして、普及していないが、波力発電もかなり魅力的だ。
今、太陽光発電はものすごいスピードで普及しつつあるが、時間と条件以外にも、光を吸収する効率がそこまで良いわけではなく、発電効率が悪い。
と、言うのが現状である。

そろそろ言いたい事がお分かりになるだろうが、ハエの目の構造を太陽光発電のパネルに取り入れれば発電効率が上がるはずだ。発想自体は簡単で、企業の方々も研究していると思うが、ネックなのはコストの面であろう。
だが、日本の企業にはこれらを実現し、環境良化に貢献できると信じている。

今回自分の発想をもって、自分より小さいものにこそ学ぶ事が沢山ある事を改めて実感した。
「より良いものを作るには良い発想から。良い発想をするには、より深い理解から。」
と、よく父親に言われる。
理解は英語でUnderstandである。
語源は単語を二つに分けて、Under(下)、Stand(立つ)であると弟と同じくらいの時に習った覚えがある。
つまり、小さなもの、弱いものの下に立たなければ理解はできず、良い発想もできないというわけだ。
政治家はホームレスの人々の立場に立ち、開発の方は時には動物の立場に立って物事を考えればきっと良い発想を、そして良い政策、製品を開発できるだろう。


シブすぎ技術に男泣き!

シブすぎ技術に男泣き!

最近読んだ漫画。
中小企業の製品が日本を支え、 「たとえ報われなくても、いいものがつくりたい!」そんな男たちを追った物語。
確かにそれは否めないし、読めば本当に日本の企業は素晴らしいと実感できる作品。
Amazonでもかなり売れているみたいですよ。
今、中小企業は厳しいところにあるが情報伝達がスムーズで、利用者の声を聞き、反映させた良い製品を多く開発してきたので、本当に頑張って欲しい。