健保/所得税について

年金の次は「健保危機」の予兆!協会けんぽが保険料値上げへ。

と言う記事を読んだ。

協会けんぽには中小・零細企業の従業員が基本的に加入しているが、保険加入者の支払い保険料(雇用者と折半)が平均年収386万円の場合、年間2万2000円増えるということだ。

支払っている保険金の利用状況として、約半分は高齢者の医療費に使われているため、高齢化の日本ではこれからの負担額は増える一方であろう。

働き盛りの人や、これから働こうとしているひとにとっては、ただでさえ所得税や住民税などで、無条件に税金を給料から引かれるので辛いのが本音であろう。

協会けんぽが保険料を値上げをすれば、農業従事者や自営業者が加入する国民健康保険、公務員や学校の教職員が加入する共済組合等も状況は同じで、料率引き上げは時間の問題である。


先ほど出てきた所得税について。

民主党は完全にポピュリズム政党になっている。

未だに所得税最高税率の引き上げを検討するなどと言うバカげた事を言っている。本当にこの人たちは国際競争で勝ち抜く気があるのか疑問でならない。

この人たちはこれから成功してお金持ちになろう!と頑張ろうとしている人の勤労意欲を奪っているようにしか見えない。

日本では所得税累進課税であり、頑張って稼いだ人は、他の税とあわせれば、年間最大約50%のお金が自分の給料から税金として自動的に引かれてしまう。

それでは、働くのがバカバカしく思うようになり生産性が下がり、脱税者が増えるはずだ。

そうなったら結局税収は減り、能力のある人程、移動の自由が保障されてる今日では、その人たちが税率の低い国に仕事の拠点を移せば、税収の25%を所得税でカバーしている日本はまずい。

本当に民主党はどうしようもない。


人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?  角川oneテーマ21

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5年前の本で若干古いが、税金の仕組みや、地下ビジネスの仕組みなどを簡単に解説してある読みやすく面白い本なので是非。